「ハハハッ」と笑ってみようよ! 笑顔が自慢になるコラム
#5歯の色に個人差があるのはどうして?
もともと歯の色は、人によって違います。白い歯の人もいれば、黄色っぽい歯の人もいます。
白い歯に憧れる中、「いったいこの色の違いはどうしてなの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。
まずは歯の仕組みを知り、歯の色の違いについてみていきましょう。
歯の役割
歯の色の違いを知る前に、まずは歯について理解しましょう。
歯は私たちが健康に生きていくために大切な部分です。
歯がなければ食べ物もうまく食べられませんし、言葉もうまく発することができません。歯にはさまざまな役割があります。
歯がもっている役割
- 食べ物をかみ砕く
- 発音を助ける
- 顔の表情をつくる
- 体のバランスを保つ
- 脳に刺激を与える
歯は私たちが健康に大きく関わっており、
なくてはならないものです。
歯の色に個人差があるのはなぜ?
歯の色が人によって違う理由には、エナメル質の厚さが関係しています。
エナメル質の色は白色ではなく、もとは半透明色です。象牙質は黄色っぽい色をしており、エナメル質と重なることで、白色に見えているのです。
しかし、エナメル質が薄い人は象牙質の色が透けやすいため、黄色っぽく見えてしまいます。一方、エナメル質が厚い人は象牙質の色が反映しにくいため、白く見えます。
また日本人と欧米人を見比べると歯の白さの違いがよくわかります。日本人は欧米人よりエナメル質が薄いため、歯の色は欧米人より黄色がかっています。
歯の色が徐々に変色していく場合もあります。その変色の原因は内因性のものと、外因性のものがあります。
内因性の場合、遺伝や薬の影響により、歯の一部だけが白かったり、部分的に色むらあったりします。
外因性の場合は、紅茶やコーヒー、タバコなどの影響でその色素が歯の表面に沈着します。歯髄(神経)を抜いた場合、歯自体が変色しやすくなります。
黄ばんだ歯を白くするには
では、黄ばんでしまった歯を白くするにはどうしたらよいのでしょうか。
まず、やっていただきたいことの優先順位は以下の通りですので、1で白くならない場合は2、3といった順番に進めていきます。
ホワイトニング施術を受けられない方
- 子供(歯が未完成の場合)
- 妊婦期・授乳期
- 無カタラーゼ症の方
- 歯のエナメル質の成長が不十分な方
まとめ
歯の白さをキープさせるには、毎日の正しいブラッシング、日々の生活に気をつけ、汚れをため込まないことが重要です。
歯を白くすることで、周りに与える印象も変わりますし、自身もきっと素敵な笑顔を手に入れることができます。歯の黄ばみが取れず悩んでいる方は、歯科医によるホワイトニングをご検討ください。
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執筆:今井 邦彦 ダイヤモンド今井デンタルクリニック 院長
【年間およそ5,000本】のセラミック矯正をおこなっている今井院長が、お値段以上の価値ある治療をご提供。 歯の形や色まで自由自在のセラミック矯正で、コンプレックスだった歯並びが一気にチャームポイントになる施術をおこないます。
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