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#19インプラントとは?セラミック矯正との違いを歯科医師がご紹介
「インプラント」という言葉はよく聞くかと思います。でも、聞いたことがあるけれど具体的にどんな治療なの?と疑問に思う方も多くいらっしゃるでしょう。実際に当院でも、「セラミックとインプラントって何が違うんですか?どっちがいいんですか?」と質問される患者さまもいらっしゃいます。そこで今回は、インプラントについて、そしてセラミック矯正との違いについてご紹介していきます。
インプラントって何?
インプラントとは、歯がまったく無いところに「土台から歯をつくる治療」です。
歯のない部分には、歯茎がありその中に骨が入っています。インプラント治療ではまず最初に歯茎を開いて骨を取り出し、人工の歯根を埋めていきます。その数ヶ月後、埋め込んだ歯根の上に「アバットメント」という土台を立てて、さらにその上に歯を被せます。
・歯茎を開いて骨を取り出し人工歯根を埋める
・歯根の上にアバットメントという土台を立てる
・アバットメントの上に人工の歯を被せる
この3つの工程を合わせた治療が「インプラント」です3つの工程をおこなうため、治療完了までにおよそ4ヶ月ほどかかります。
どのような人がインプラント治療を受けるのか?
インプラント治療は、何らかの理由で歯がなくなってしまった方に最適な治療です。
また、インプラントは「天然の歯」にもっとも近い人工歯です。歯がなくなってしまった方に多いのが「入れ歯」の使用ですが、着脱式の義歯である入れ歯は、どうしても面倒だったり、生活の質を下げてしまいます。
入れ歯は噛む力も落ちてしまいますし、「ご飯が美味しく食べられなくなる」というデメリットもありますので、「歯がなくなっても天然歯と同じような生活を送りたい」という方は、インプラント治療がおすすめです。
インプラントに年齢制限や受けられない方はいる?
年齢制限はとくにありませんが、外科的な処置が含まれているので
・基礎疾患がある方
・高血圧の方
・糖尿病の方
などの持病のある方は、主治医の先生と相談し、安全な状態で治療を進めていく必要があります。
セラミックとインプラントの違いは?
冒頭で述べたように、「セラミックとインプラントって何が違うんですか?どっちがいいんですか?」と質問される方もいらっしゃるので、これらの違いについてご紹介します。
インプラントとは、歯がまったく無いところに「土台から歯をつくる治療」であるいっぽう、セラミックは「自分の歯が残っているところにセラミックを被せる治療」です。まだ歯が残っている状態ならば、セラミック矯正をおこなうことができます。
ただし、歯がグラグラだったり、虫歯が進行して脆くなってしまっている場合もありますので、インプラントかセラミックか、迷った場合は一度医師の診療を受けてアドバイスをもらったほうが良いでしょう。
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執筆:今井 邦彦 ダイヤモンド今井デンタルクリニック 院長
【年間およそ5,000本】のセラミック矯正をおこなっている今井院長が、お値段以上の価値ある治療をご提供。 歯の形や色まで自由自在のセラミック矯正で、コンプレックスだった歯並びが一気にチャームポイントになる施術をおこないます。
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