そもそも口臭の原因は何?

そもそも口臭の原因は何?のイメージ

口臭には正常な匂いと不快に感じる匂いがあります。起床時の口臭は生理的口臭といって正常な匂いです。起床時は睡眠中の唾液の減少により口臭が強くなります。また、ニンニクやニラなどの匂いが強い食べ物や、アルコールなどによる口臭もあります。これらは一時的な匂いで誰もが経験する口臭です。
一方、口の中の病気や全身の病気が原因で発生する口臭は他人の不快を感じさせることがあり、注意が必要です。
口臭の原因をいくつか挙げてみます。

口臭が気になる方は、前述した原因を改善することで、口臭を軽減させることができます。
舌苔が見られたら、やさしく取り除いてあげましょう。日頃から口の中の状態を清潔にしておくことで、虫歯や歯周病は防げます。定期的に歯の状態をチェックし、虫歯や歯周病は早めに治療しましょう。銀歯は劣化しやすく、口臭の原因となりやすいため、不具合がある場合は早めにメンテナンスしてください。
鼻水・鼻づまりなどの症状がある場合は耳鼻科を受診しましょう。
虫歯も歯周病もない、病気もないのに口臭が気になるという人は、口の中が乾燥しやすい状態にあると考えられます。歯並び・噛み合わせの乱れも、その原因の一つです。

上下の前歯の矯正により口臭は軽減できる

口の中が乾燥しやすい人は、歯並び・噛み合わせが悪く、口が閉じにくく乾燥しやすい状態にあり、口臭が強くなる傾向があります。例えば、上顎前突(いわゆる出っ歯)や、開咬(上の前歯と下の前歯が噛み合わず、開いている状態)といった歯の状態です。

上下の前歯の矯正により口臭は軽減できるのイメージ

歯並び・噛み合わせを整えることで、口呼吸が減り、口の乾燥を防げます。方法としては、大きく2つあります。それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

上下の前歯の矯正により口臭は軽減できるのイメージ

金属のクラウンの表面にプラスチックを当てたもの(硬質レジン前装冠)の場合、前歯の矯正には保険が適用されるため安価ではありますが、金属を使ったクラウンは、時間が経過すると金属が溶けだして歯に吸収され、黒くなりやすいというデメリットがあります。プラスチックは強度が強くないため傷つきやすく、汚れがつきやすくなり虫歯になりやすいといわれています。
一方、セラミックは保険適用外の治療のため費用は自己負担となりますが、強度が強い、歯垢が付きにくい、虫歯になりにくいというメリットがあります。またセラミック矯正は歯並びや噛み合わせだけでなく、歯の色や形にも悩みがある方や、マウスピースやワイヤー矯正に比べると治療期間ははるかに短いため、口臭をすぐに軽減したい方におすすめの治療法です。
セラミック矯正の詳細はこちらをご覧ください。

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    執筆:今井 邦彦 ダイヤモンド今井デンタルクリニック 院長

    【年間およそ5,000本】のセラミック矯正をおこなっている今井院長が、お値段以上の価値ある治療をご提供。 歯の形や色まで自由自在のセラミック矯正で、コンプレックスだった歯並びが一気にチャームポイントになる施術をおこないます。

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