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#27歯の被せ物の見た目を徹底解説!保険適用と適用外の素材では美しさが段違いだった!
歯の治療をしたときにする「被せ物」。これにはさまざまな種類があります。保険適用のものもあれば、保険適用外のモノも。特に審美歯科の当院では、保険適用外の「セラミック」や「ジルコニア」を扱っています。その理由は、「見た目の美しさが違うから」です。とはいえ、言葉で「見た目が違います」と言っても、説得力がありませんよね。そこで今回は実際に保険適用と適用外の歯のサンプルを使用して、美しさの違いを徹底比較してみました。
見た目の比較に使用した素材
今回の比較で使用した素材は下記の通りです。
<保険適用>
・前装冠
・CAD/CAM冠
<保険適用外>
・メタルボンド・オールジルコニア
それぞれの素材について解説しておきましょう。
前装冠とは、白色のアクリル樹脂や陶材でつくる被せ物のことをいいます。保険適用で安価なため、多くの歯医者さんで使用されるメジャーな素材です。
CAD/CAM冠は、歯科用のレジン(樹脂)にセラミックの粉末を混ぜて作った被せ物です。こちらも保険適用となります。
メタルボンドは、中身は金属で、外側にセラミックを使用したもので、保険適用外となります。オールジルコニアも、同じく保険適用外です。メタルボンドと異なりすべてがセラミック素材で、セラミックの中でも「人工ダイヤモンド」と呼ばれる素材を使用しています。
では、それぞれどのような見た目をしているのか…見ていきましょう。
前装冠とCAD/CAM冠の比較
まずは保険適用の前装冠とCAD/CAM冠を比較してみましょう。画像の上が、前装冠、下がCAD/CAM冠になります。そこまで大きな違いはないように見えますが、よくよく見るとCAD/CAM冠のほうが光が当たっている部分が艶やかです。
これは、前装冠がアクリル樹脂などでつくられているのに対し、CAD/CAM冠はレジンとセラミックの粉末がつかわれているためです。
CAD/CAM冠とメタルボンドの比較
次に保険適用外のメタルボンドと保険適用のCAD/CAM冠の比較です。上がメタルボンドで、下がCAD/CAM冠です。
これは明らかに見た目が違いますね。メタルボンドのほうが色が白く、CAD/CAM冠は黄色みがかかっています。もちろん、比較して見なければそこまで黄色くは感じないと思いますが、こうして比較してみると一目瞭然。メタルボンドは保険適用外ですが、そのぶん見た目に特化しているのがわかります。
メタルボンドとジルコニアの比較
最後に、どちらも保険適用外のメタルボンドとジルコニアの比較です。これも見た目に大きな差がありますね。メタルボンドよりも、ジルコニアのほうが輝度があります。これは、メタルボンドの中身が金属であるために、オールジルコニアよりも輝度が出ないためです。
また、それだけでなく、こうして見比べてみると、メタルボンドはすごく「作りもの」という感じがしませんか?そしてジルコニアは、本物の歯のように見えます。
これは、「透明度」が関係しています。ジルコニアのほうを、よくよく見てもらうと「上部分が、少し透明になっている」というのが分かるでしょうか?
じつは本物の歯も、透明感があります。ジルコニアは製作過程を工夫して、本物の歯の見た目に少しでも近づけるために、上部分を透明にしているのです。
比較してみた結果
今回は4種の被せ物について見た目の比較をして見ました。やはり保険適用の被せ物よりも、適用外のほうが見た目は美しいことがわかりましたね。さらに、より本物の歯に近づけるためには「透明感」が必要だということもわかりました。
もしあなたが歯医者さんなどで歯の治療を受けて、被せ物をする機会があったら、今回の内容を思い出していただけると幸いです。
セラミック矯正ならDIDCへ
当院は、見た目に特化した審美歯科です。年間およそ5,000本のセラミック矯正をおこなっている今井邦彦院長が入念なカウンセリングをおこない、お悩み、ご要望にピッタリのセラミック治療をご提案します。「見た目重視」で治療をしたい方は、ぜひ一度お問い合わせくださいね。
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執筆:今井 邦彦 ダイヤモンド今井デンタルクリニック 院長
【年間およそ5,000本】のセラミック矯正をおこなっている今井院長が、お値段以上の価値ある治療をご提供。 歯の形や色まで自由自在のセラミック矯正で、コンプレックスだった歯並びが一気にチャームポイントになる施術をおこないます。
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